ABOUT
Mira Takayanagi / Japan
ミラ・タカヤナギは、SNSに寄せられた実際のコメントを素材に作品を制作する日本人アーティストです。
美術の専門教育は受けておらず、社会人を経験したのち、幼い頃に抱いた「画家になる」という夢を叶えるために創作を始めました。
活動初期はテーマもスタイルも定まらず、見よう見まねでさまざまなアーティストの作風に挑戦していました。
ところが、SNSで動画の投稿を始めると、すぐにネガティブなコメントに悩まされるようになります。
「批判やアンチコメントにも負けない強さがほしい」
そう感じた彼が思いついたのが、否定的なコメントを紙に印刷し、水に溶かしてぐちゃぐちゃにしたものを絵画の素材として使うというアイデアでした。
ネガティブなものを、ポジティブに光り輝く作品へ。彼の作品は、人間の創造力や底力が、どんな逆風をも跳ね返す強さを秘めていることを物語っています。
美術学校に通ったこともなく、幼い頃から絵の才能に恵まれていたわけでもない。それでもアーティストとしての可能性を模索し続けた彼が、独自のスタイルを見出した瞬間でした。
また、作品には否定的なコメントだけでなく肯定的なコメントも使われています。そこには「外からの意見に左右されず、自分の感性を信じて進む」ことの大切さが込められています。
